NORIKOの週刊日誌

 2000.6.29 共産党のひどいやり方に我慢できず、私は、日本共産党京都府委員会に電話した。事情を説明し、「不透明な補助金の出し方に賛成するのはおかしい。」と、いった。内容をたしかめるとのことだった。

 それを知った共産党京田辺市議団長塩貝議員、「何故、電話をするのか。私と話をすればよい。」と、詰問してくる。「私がどこへ電話しようが私の自由です。」要するに、府に電話をされたことが気に入らないのだろうが、こんなことを言うこと自体横柄だ。「それで、府委員会は、どう答えたのか。」・・・ほっといて。知りたかったら自分で府委員会に聞いたらいい。

  今日は府保健所に、ディサービスのお風呂をなくしてしまった九十九園のことで情報公開請求に行った。九十九園は、「京田辺市高齢者福祉計画」にある、ディサービス「23人」受け入れ枠を、勝手に「15人」に変更届を府に出していた。そのことを市職員に言っても、「確かめないとわからない。」という。私は、ちゃんと調べたのに・・・。

 オープンしてたった3ヶ月。職員は、この縮小を知っていたのか。それとも、「23人」という数字の積算根拠が間違っていたのか。まずは、出来たばかりの「高齢者福祉計画」に沿って実行する努力をするべきだ。

 ちなみに、九十九園のディサービスには、国・府から8700万円の補助が出ている。京田辺市からは全体で1億5000万円の補助が出されている。補助金を出した責任をしっかりともってほしいものだ。

 また、午後からは、中川多平氏に勝手に埋め立てられた池に関する情報公開請求をした。なんかうつ手はないものか・・・あることはあるのだが・・・。

 昨日のことが悔しくて、夜中に3回も目が覚めたが、熟睡はした。

 2000.6.28 三山木特別養護老人ホーム建設に、1億5000万円を京田辺市の補助として出すことを、共産党中西・井上議員を含め殆どの議員が認めた。なんと言うことか。共産党は、それでも野党なのか。「何故、1億5000万円必要なのか。」全く理解できない。

 理事長になろうとしている中川多平氏、民生委員や自治会長をしており、自治功労者ということばかり強調されるが、市の許可を受けず、市の池を勝手に埋めた張本人。このことなど゛があり、「和解」をしておかなければ安心できないから、市は「和解」するのだ。

 議会で提案してきたが、多額の補助金を使って特別養護老人ホームを造るより、小学校区ごとにグループホームを造っていく方が、地域の福祉の拠点にもなる。市職員は、本当にこれでいいと思っているのだろうか。矛盾は感じないのか。

 とにかく、勝手に池を埋め立てた中川多平氏の名前から、「なかひら園」なんていう名前の特養は、絶対反対。池ませんたら池ません。あぁため池・・・悔しい、情けない。(ニューススクラップに関連記事を掲載!)

 2000.6.27 三山木特別養護老人ホームに、1億5000万円の補助を出すことを含めた、「和解案」が可決された。上村、西川、山下、中川議員が賛成した。もちろん私は、大反対。とんでもない話だ。

 福祉が売りの民主党・山井和則国会議員の弟子、上村議員、ほんとにこれでいいと思っているのか。よく賛成しますね。

 私は「補助金を出している九十九園だって、ディサービスの浴室を物置にしている。府、市にも責任がある。」と、言っておいた。補助金を出して終わりではなく、きちんと運営しているのか監視するべきだ。

 勝手に市の池を埋めるような人を理事長にしようとしている社会福祉法人と、言いなりの京田辺市。今度の特養は、もっと気をつけなければならない。「市の池の残り半分も、知らないうちに埋め立てられ、気がつけば駐車場になっていたということにならないように・・・。」と言ったら笑いがおきたが、まんざら冗談じゃない。

 明日、京都府が九十九園に指導にはいる。昨日、九十九園長が府に呼ばれ,事情を聞かれたとのこと。府、市の監視や指導に、監視がいるのでは情けない。この件は明朝、新聞に載る。

 なんで可決なのか。 あぁ悔しい。今夜は夢を見そう。

 2000.6.26 三山木特別養護老人ホームの「和解」変更の議案が出てきた。明日、審議する。マスコミも興味津々。

 九十九園の問題について、「京都府は、どんな完成報告書を出したのか。お風呂のあるなしの確認をしたのか。」と、聞いた。即答せず。とりあえず、明日電話をしてくるそうだ。京田辺市高齢福祉課長、担当職員と一緒に九十九園に行った。お風呂が倉庫になっていた。

 平林助役から「私は委員会で寝ていません。」と申し入れを受けた。私は、かなり時間をかけて観察していたので、間違いはないと思ったが、証拠はありません。中傷したつもりはありませんがすみませんでした。

 「議会で寝るなんて失礼です。私はそういったことはあってはいけない・・・。」平林助役がそう言ったのは当たり前の話です。「そうです。お隣の松村助役に言ってください。」と、いったことに対しては、あいまいな態度で濁していた。

 こんな基本的なことでやり取りしなければならないこと事態情けない。

 それにしても、ご愛読ありがとうございます。でも、こういった情報公開をうっとうしく思っている人たちは、「ヘ゜ンの暴力」「言葉の暴力」と、言っているようですが、どんどんみんなが情報を「自分たちの方法」で出していけばいいと思います。私の場合、組織がありませんから、「ペン」と、「言葉」で市民に訴えかけ、市民の判断を待つしかありません。

 しかし、パソコンの中の情報を、もっと街頭で知らせなければならないのは、私の反省点です。「忙しい」という言い訳は止めます。

 先日、 応援した社民党の中川智子さんたちが当選。ヨカッタ、ヨカッタ。憲法をしっかりまもってほしい。社民党の動きが変わるような気がする。選挙カーに乗っているとき、市民の反応が以前とは違っていた。よい兆しならいいが・・・。

 共産党に向けられた、悪意に満ちた中傷ビラはいけない。出所を書かないのは卑怯だ。99年の選挙中に、中傷ビラを私も撒かれたけれど、出所は「共産党」とわかったので、選挙カーで抗議に行った。

 でも、共産党の伸び悩みは、中傷ビラのためとするのは、どうもいただけない。

2000.6.24  今年4月新築オープンした、特別養護老人ホーム九十九園、ヨーロッパのホテルを思わせるような立派な外観。パイプオルガンなども入れている。しかし、ディサービスのお風呂がない。計画はあったがない。スペースもあるのにシャワーだけとは・・・。そのためか、ディサービスの受け入れは、20人なのに殆どと言っていいほど利用者なし。これでは補助金を出している意味がない。

 国、府が1億8400万円、市が1億5000万円の補助金をつけている。ディサービスにお風呂を設置するのは当たり前。人件費、水道代、光熱費、時間などの節約のためなのか。

 3月中旬、京都府高齢化対策課と営繕課が、完成検査を行っているはず。26日、どの様な報告書が出ているのか、チェックしてみる。

 明日は、いよいよ投票日。大人は「あきらめた。」ですむけれど、若い人たちや、子どもたちは逃げられない。「戦争をしてはいけない国から、してもいい国」に、昨年の国会で変えられてしまった。「周辺事態法」「国旗国歌法」「盗聴法」「国民総背番号制」などは、子どもや若者の夢も希望も奪ってしまう。あとは、「平和憲法」を守るしかない。

2000.6.22  女だったら誰でも、何でもいということは一度も思ったことはない。「隣の奥さんを強姦するようなもの。」なんていう言葉は、まさに、男の発想。保守党の扇千景代表の言葉だ。権力をもったらこうなるのか、それとも、自分を含めた「女性の人権」を、制度の問題点も含め考えてこなかったのではないか。

 「無党派層は寝ててくれたらいい・・・。」森氏と自民党の本音だ。いや、公明党、保守党もそう思っているだろう。無党派層と、ひとくくりに出来ないが、無関心、諦めもあるだろう。納得できないから入れないという人もたくさんいる。

 でも、「無投票」は結局、あきらめしか市民に与えない自・公・保に「自動的に投票」していることになるのだ。これじゃ悔しいですよね。「無党派層を馬鹿にするな」という思いで投票に行こう。

 辞職勧告を受けている南さんの言う通り、自民党の山城支部事務局長が、恐喝で告訴されている。起訴となるかどうかは、今後決まる。

2000.6.19  昨日18日は、岐阜1区から立候補する社民党の戸田二郎さんの応援に行ってきた。戸田さんはポリオの後遺症で障害を持ち車椅子生活となった。戸田さんとは岐阜大の藤田敬一さんたちが中心となって一年一回行っている部落問題の合宿で出会った。車椅子が10数台も並ぶ選挙運動は初めてだった。でも、これしか方法はなかった。戸田さんが比例でも入ってくれたらいいなと強く思った。

 今日は、堺市から出ている社民党の中北隆太郎さんの応援に行ってきた。弁護士として多くの市民派議員を助けてきた。日焼けして真っ黒だった。私は、クタクタ・・・。

 そして、明日からしばらく兵庫6区の中川智子さんの応援に行く。社民党の現職衆議院議員だ。先日、東京へ向かう私の携帯に、「何とか力を・・・。」という悲壮な声。兵庫はかなり厳しい状況。なかまの女性議員たちにすぐ連絡。一宿の恩もあるけど、とにかく「平和」と「憲法」これをしっかり頼みたい。「平和」あってこその「福祉」じゃないか。

2000.6.17  16日、京都府の情報公開センターに行った。14日の議会運営委員会に議案として提出された、三山木に計画されている特別養護老人ホームの件で情報公開請求をした。これは問題の大変多い議案だ。

 そもそも、1996年12月議会に、三山木の自治会長や水利組合管理者など、いくつもの役を一手に持っている人が、市有地である古池を勝手に埋めたことの、「和解案」から始まる。当時、私の所属していた総務委員会で、審議したが否決となった。しかし、保守系議員たちが、本義会で勝手に市の池を埋めたことを問題とせず、「和解案」を通してしまった。

 私は、いかなる理由があろうと、市の池を勝手に埋めたのだから告訴するべきとしたが、市は、「特養が必要なので和解する。」とした。その時の案は「福祉施設以外はつくってはいけない。」「費用は自前でする。」と、なっていた。市は、議会の同意を得るために、ぎりぎりの内容で出してきた。

 しかし、今回、「和解案」の変更をしようという議案だ。「自前」をやめて市が15000万円補助をする計画なのだ。理由は、市中銀行での借り入れが難しいこと、国、府が急に補助をつけてきそうだから、社会福祉法人の認可が必要・・・などなど。

 とんでもない。なんのための和解なのか。勝手に池を埋めた人が、「社会福祉法人の理事長」に、なるなんて許せない。土地も、無償貸与・・・事実上あげてしまうのだ。こんなこと、絶対おかしい。ちなみに、市内では、ディサービスなどは、あまっている。今、急いで多額の補助金をつぎ込む必要はない。

 今日、府の高齢福祉課にこの問題の説明も簡単にした。府は、理事長になろうとしている人が何をしたか調べるべきだ。特養を多額の補助金で建て、その後、お年寄りにきちんとサービスが保障できるのか、私の説明を聞いた以上、何か起こっても「知らなかった。」とは言わせない。

 府も市も、福祉を食い物にした「彩グループ問題」を、まさかお忘れになったのではないでしょぅね。おかしいことだらけの、三山木特養計画に反対。今回も私の所属している総務委員会での審議となる。27日1時30分からなので、傍聴してください。

 それはそうと6月から就任された平林助役、15日の予算委員会でデビュー。職員の育成などにも当たられるとか。まず、お隣にお座りの松村助役の会議中の、「のど飴パクリ」や、「居眠り」をなんとかしていただきたいのですが、平林助役自身、デビュー初日から居眠りをしておられるようでは期待できませんね。

 「府職員の天下りやから・・・。」といわれないようがんばって欲しいものです。

2000.6.14  衆議院選挙が始まった。「忙しいですか。」と、よく聞かれるが、ゼンゼン。特に、市内では全く動かない。岐阜や兵庫の友人の激励に行くぐらいだ。しらけ選挙といわれているが、そうなんだろうか。

 先日、朝日新聞に団塊の世代の選挙に対する考え方が載っていた。「納得できないところには、絶対入れない」という人が、圧倒的に多かった。当然といえばそうかも知れないが、会社や何かと組織に属していると、これ自体も難しいのに、こういった統計は大切なことだ。うれしくなった人は私を含めて、結構いるんじゃないでしょうか。

 政党も候補者も、これから耳障りのいいことをいっぱい言うだろうけれど、私は、「憲法」と、「平和」をしっかり考えていく選挙だと思う。

 2000.6.13  南さんは、「やはり自民党京田辺支部事務局長は、3月末検察庁に送検されている。」と、言う。今詳しく調べているが、どういうことなのだろう。

 甘南備園のダイオキシン対策として、バグフィルターをつける。17億円以上する。荏原製作所は、今年春、藤沢工場でダイオキシンを垂れ流したとして、問題になっている。指名停止にしている自治体もあるぐらいだ。しかし、京田辺市では子会社の荏原エンジニァリングが落札。下請けとしての実績はあっても元請けとしての実績は、ほとんどなし。100%荏原製作所の出資。この議案は継続となった。

 大住小学校長のハレンチ発言について、山城教育局に連絡した。が、教育次長曰く、「服務監督は、市教委の権限となってい。」でも、任命権は京都府なのに、その任命した府には、全く質す義務はないのだろうか。逃げているとは言わないが、雇った以上雇い主の責任というものもあるはず。なにか納得できない。

 高知県の議員に聞いてみた。「その校長の発言は最低。」と、私と同意見。市の女性政策係りに話したが、職員も私も「寒気がする。」と、意見が一致した。大住小学校の母親たちは、そんな目で女子生徒たちを見られているのでは・・・と心配。」と、言っていた。教育委員会は、もっと真剣にこのことを考えて欲しい。

  2000.6.12  共産党を中傷する大きなビラが入っていた。別に共産党をかばうわけではないが、ひどいビラだと思う。「『宮本リンチ』事件は本当ですか」「日本人民共和国に賛成ですか」など、延々と続く。

 もっと政策論争するべきではないか。中傷合戦や、主旨は大きく違うが、落選運動などはかかわりたくない。議会での情報を市民に知らせる努力を、何処までやれるかと言うことだと思う。この週刊日誌もその一つとして取り組んでいるが、まだまだだ。

  何故、市民のための情報が閉ざされるのか。議会や市の情報は全て市民のもの。これが徹底できると、もっと活性化され、議員の資質も上がっていく。こうして改革していくと、落選運動などの一時のものより確実になる。時間とエネルギーが必要だけど、私は、こちらをとりたい。

 韓国の落選運動では、数人の逮捕者が出ていると聞く。中には、賄賂を受け取っての落選運動があったとか。こうなると困りものだ。

2000.6.10  8日、教育長から「大住小学校の校長を呼んで、総会での発言について聞いたところ事実であることを認めました。」と、報告があった。大住小学校の校長は、児童育成計画に校長会の会長として委員の席に座っていた。よくも、まあ・・・と、私は思う。選任した市も市だ。このハレンチ発言、内々で謝って済むことではない。

 辞職勧告を受けている南さんが「水野議員さん、(私の名前を知らないらしい)自民党京田辺支部の事務局長が3月の末、恐喝でやられましたから。あの議員も今、告発していますから」と、報告してきた。「議長にも報告してください」と、言っておいたが、調べてもらったがそんな形跡がない。南さんが、妙に自信たっぷりに言っていたで、嘘とも思えないが、どうなっているんだろう。まさか、選挙前で伏せているとも思えないが・・・。

 今回の衆議院選挙、京都6区は全く盛り上がらない。「市民グループで何かしないんですか。」と、よく聞かれ、そのたび、6月議会の準備で何もしなかったことを悔いる。KBS京都に、候補者たちが出演して討論をしていた。民主党の玉置さんは、保育所と留守家庭児童の区別が付いていないのかなと、思うような発言があった。まさかと思うが、大事なアピールの場でのミスは気をつけねば。民主党の上村議員にこのことを言ったら、「いわんといて・・・。」と、苦笑いしていた。

 上村議員といったら、先日、議会事務局のテーブルで、共産党の井上議員とお茶を飲んでいた。私は、「やっぱり、民主党と、共産党は仲いいんですね。」と、言ってしまったが小声だったのか、応答無し。いらんこと言ったかな・・・。

2000.6.7  映画「グリーンマイル」を、また、みてきた。2回目。いい映画は、何度見てもいい。ちょっとオカルトっぽいところもあり、厳しい批評も聞くが、これは、非現実と思えばどうってことはない。トム・ハンクスがとても良かった。次は、インサイダーがみたいねと、我が映画の友と話した。

 それにしても、ビックリするような発言をする校長がいるらしい。父親の学校教育参加について「壊れたブラジャーみたいなもの。たまにチチが出る。」総会の席と聞いて、二度びっくり。明日、事実か調べる。

 8日に開かれる小渕元首相の葬儀に、中川議長が出席。何故公費で行くのか。理解できない。クリントン大統領ら有名人をみたいのだろうか。オペラグラスと、サイン帳をもっていったかも・・・。「公費で行かないでよ。議会中で大変でしょう。」と、言いたい。

  追加議案で、17億円の甘南備園ダイオキシン対策費が出てきている。その入札問題も出てきそう。また、三山木の特別養護老人ホーム問題が再浮上。これは疑問だらけ。枚方市有害汚泥についてどうするのか。葬式どころではないはずだ。ちなみに、市役所前の日の丸は、「ちょっとずっただけ」と言い訳できるような「半旗」になっていた。

2000.6.4  やっと、明日の一般質問の原稿が出来た。言いたいことは沢山あるが、、今回は5項目にしぼった。いつも通り、決まり切った答弁かも知れないがめげずにがんばる。予定では、11時前に開始。

 マンション問題で会長さんと一緒に折田弁護士を訪ねた。今の状況と、問題点がよくわかった。市は住民の権利に対してもっと説明して欲しいと思った。

 続きに、枚方市の有害汚泥についてもちょっと聞いてみた。結構、心強い答えを言ってくれた。さすが、折田さんだ。

2000.6.2  昨日の議会で、これからの市民の自治を考える会が提出していた「枚方市の有害汚泥の撤去を求める請願」が、委員会採決通り「趣旨採択」となった。悔しいが否決されるよりはましと、「賛成討論」をした。私は、住民が、朝にもってきてくださった手原川の黒くなった石を市長に見せ、「議会は、厳しい態度を今後もとって欲しい」と意見を述べた。

 私は絶対諦めない。5日の一般質問に向け、準備を急がねば・・・。

2000.6.1  31日、東京の憲政記念館で開かれた「女性候補者を勝利に導くガイドブック」の出版記念会に参加した。初めての女性代議士、園田天光光さんや、三木元首相の妻三木睦子さん、女性の連帯基金の中西珠子さんも来られた。園田天光光さんは、街頭で話をし続け選挙に出たとおっしゃっていた。「聞いてくれる人は必ずいる。」と、駅前でしゃべっている私にとっては、心強い言葉だった。

 女性が選挙に出たり、投票できることは当たり前だけれど、先輩たちの苦労があってこそ。大切にしなければ・・・。「おかしいと思うことを、言い続ければいいのですよね。」と、園田さんに言うと、「そうよ、それが大事なのよ。出来るのよ。」と、元気に答えてくださった。

 以前、男女共同政治参画セミナーを開くとき、お電話をくださった尾崎行雄氏の娘さんの相馬雪香さんは、ご病気でお会いできず残念だった。「地方の女性議員を増やすよう、がんばれ。」と励ましてくださったことは、とてもうれしい。小選挙区制で女性が出るのが難しくなったが、負けてはいられない。

 憲法調査会監視センターのメンバーにも会ってきた。危機感。11月には、何らかの行動をとりたい。

 6月議会初日を迎えた。森氏の「神の国発言」について、共産党から「撤回」と、「進退について決断」を求める意見書が提出された。「森発言は、許せない。何故、退陣を求めないのか、進退については、やめないと決断しているのに。」と、私は聞いた。「この状況下・・・」と、歯切れの悪い塩貝共産党議員団長。私は、一応賛成したが、予想どおり否決となった。どうせ、否決されるのならおかしいことは、はっきり言わなければ意見書を出す意味がないと、私は思う。

 歯切れの悪いのがもう一人。民主党の上村議員は退席。鳩山代表は、退陣要求しているのに京都府本部の指示だという。「自分が、意見書に賛成すると、宇治市にも影響するから・・・。」と言うが、「森発言がおかしいのかおかしくないのか、どっちなの。」それが、問題なのだ。

 困ったものだ。上村議員、3000人以上の期待があるのだから、安っぽい政治屋にならないでね・・・。 

2000.5.29  大住ヶ丘の一番高台に、5階建て、15bのマンション建設計画。盛り土など元々の高さを入れると、28b。安全対策は出来ているのか、疑問が残る。プライバシーや騒音、日照権などについては、地元住民との話し合いがつけば良いのかも知れないが、高台の安全性については、地元がいいと言ったからいいと言うことにはならない。安全だという答えは何も出ていない。住民側は、「絶対反対」から、「交渉」に変化。正直、私は戸惑っているが、地元がなんと言おうと、議員として言うべきことは言わなければならない。

  差し止め請求などの準備について、対策委員会検討グループに提案したが、賛成は得られなかった。かなり甘い案を出せば、近藤産業、森組が交渉に応じるかも知れないが、それ以外は難しいだろう。甘い案を出すことには、住民にとって良いのか疑問が残る。何より、住民の安全と、住民同士の関係が悪くならないようにして欲しいものだ。

 今日は、映画「アンナと王様」を見てきた。昔のタイの王国が舞台になっており興味深かった。人と人とは、文化や習慣の違いなどは、乗り越えていけるもの・・・そんなことも感じた。あっという間の2時間半だった。

 27日に開いた「枚方市第二清掃工場と公害汚泥問題」セミナーについては、まだ、整理できていないので後日報告します。雨の中、初めてお会いする方が多く、関心の高さを改めて感じた。私は、「次の時代に生きる人たちのためにも、少しでも良い環境にすることは、私たちの責任。諦めません。」と、挨拶した。こんなことを言ったら、「次田はシツコイ。」と、また言われそう。

2000.5.26  辞職勧告をうけている南さんが、一般質問をすることを取り下げた。当然だ。「はじめから出すな。」と、言いたい。

 昨日、議会運営委員会を傍聴した。19日からの1週間、議会が開店休業となる。衆議院選挙のためらしい。共産党をはじめ、議長、ほとんどの議員が申し合わせて決めたようだ。本業の市議会を後回しにして良いはずがない。やらなければならないことが山ほどある。

 もうほとんど勝敗は決まっていると言われている選挙、一週間ジタバタしたところで・・・。ただでさえ、逮捕者や複数の辞職議員を出している議会。しっかり市議としての仕事をしないと市民は納得できない。2人も辞職議員を出した共産党。自覚が必要だ。

 25日の読売新聞の朝刊に、鳩山邦夫氏のこんな談話が載っており、なんという人だと思った。「民主党の半分は、共産党みたいな考え方の人。ぬか漬けとケーキを鍋に入れて食べるようなものだ。精神分裂政党だ。」差別発言だと思う。こんなことが平然と、言葉に出来る人間性に疑問を感じる。

2000.5.23  空席になっていた助役案件が、6月議会で提出されるらしい。誰になるのか知らないが、この人ならという人を選任して欲しい。助役任期は4年。市長の任期はあと3年弱。それに、市長は2期で辞めると言っていた。それなのに引き受けると言うことは、よっぽど高齢者か市長も2期で辞めるつもりが無くなったか、どちらかだろう。

 援助交際容疑で逮捕され、辞職勧告されている南さんが、一般質問を提出。議長をはじめ、議長会派とよりを戻したようだ。私を含め市民は、絶対納得しない。南さんの質問の時には退席する。

 私の質問内容は、枚方市の有害汚泥についてはもちろん、少年犯罪について、女性センターをつくること、福祉問題のほか、国政レベルの話として、森ニセ首相発言についての市長の考えを聞く。みなさん、聞きに来てください。

2000.5.21  精神障害者をサポートするためのボランティアのぞみに、所属している。昨日は、精神障害者や、その家族と交流会をした。35名の参加。初めて会った人も多かったが、カラオケや、ビンゴゲームでおおいに盛り上がった。年々精神を病む人が増えている。でも、良くなった人は、それよりももっと増えている。

 先日の、建設委員会での、枚方市元汚泥処分地現地視察では、辞職勧告を受けている南さんが、「私は、いろんなことを知っている。」といわんばかりの発言。京田辺市では、議会活動もろくろく出来ない不満を発散していたようにも見えた。でも、やっぱりどこかちがう。具体的活動をしていないと、市民との意識のずれが目立った・・・元々、ずれていたのだろうけど。

 この週刊日誌で、現地視察をすることを知りついてきた情けない議員もいるらしいが、「現地視察」をしたことをもっと生かして欲しいものだ。「趣旨採択」なんて、私の心の中では、「否決」も同じだ。実際、市への影響力、拘束力はない。休憩中に行われた議長室で行われた話し合いでどうなったのか。堅くドアは、閉められていた。共産党委員も2名もいたではないか。

 「次田さんの思うようにしている。」と、中西共産党議員は言った。

 それは違う。私は、あくまでも「採択」を望んでいるのだ。

2000.5.18  昨日はくたびれてしまった。今日の、朝刊を読んだ方もたくさんおられ、ご存じだと思うが、建設常任委員会に、「これからの市民の自治を考える会」から、請願を出しており、その、再審議のため枚方市元汚泥処分地へいった。助役、担当部長、課長や議長をはじめ、建設常任委員など20数名が行き、枚方市側からは、三宅部長ほか6,7人が説明のため来られていた。

 その後の審議で、私は紹介議員として再度、問題点などを説明した。その結果、「趣旨採択」となった。「継続審議」という声もあったが、「それなら否決にしたらいい。」と、私は思わずつぶやいた。1600人もの市民が署名をしてくださったことや、現地視察までしたのに、「趣旨採択」では、市への拘束力の点からも不満だが、次に続けていくということからは、やはり、「否決」より良かったと考えてはいるが・・・。

 枚方市の担当職員は、一生懸命やっておられると思う。中司枚方市長は、一番やっかいなところに、結構誠実な職員配置をされている。いろんな意味で、「うまいやり方」だろう。

 それにしても、久村市長は、何を考えているのか。こんな請願が出ていることを充分わかった上で、4月21日付で枚方市長宛に「汚泥については原則撤去だが、安全と認めた場合は、撤去に値しない」と、書いておくっている。「そこまで何故書く必要があるのか。建設委員会での審議が意味が無くなる。」と、思わず怒りの発言をしてしまい、「あなたは、紹介議員なんだから、そんな発言は・・・。」と、制止された。

 枚方市にアクションを起こすことは評価出来ても、この一言で意味は全く変わるではないか。部長曰く、「枚方市の安全対策委員会の出した結果を、京田辺市独自で専門家の意見を聞く。その結果、撤去の必要がなければ撤去しなくていいと言うことになる。」といった。枚方市の出した結果に、京田辺市がクレームをつけるなんて考えられない。

 私は、部長に「その時点から、数年後汚染がわかったら『京田辺市も連帯責任』ですよ。」と、言っておいた。

2000.5.16  5月27日に開く、「枚方市第2清掃工場と公害汚泥問題」の、セミナーに、環境監視研究所の中地重晴先生が来てくださる。先生は、枚方市の安全対策委員だ。公害汚泥の心配な点について、いろいろお聞きしたいと思う。

 5月27日、午後7時30分 大住ヶ丘第2公民館 多くの方のご参加をお待ちしています。

 森ニセ首相の「日本は天皇中心の神の国」発言には、日本人は、もっと怒らなければならない。憲法違反も良いところだ。「主権在民」をなんと思っているのだ。「教育勅語もいいところがある。」とも言った。こんな首相はイラナイ。シンキロウ首相のまま消えてなくなれ・・・。

 近頃は、選挙前ということもあり、軒並み大きなポスターがかかっている。きっと、ものすごいお金が動いているのだろう。でも、あれは違法ではないか。貼っているところを見つかれば、現行犯逮捕となる。公務員なら職も失いかねない。選挙が終わっても、ほったらかしだ。あれで、環境問題もないものだ。

 ポスターで思い出すのは、議員になる前に、「田辺町職員の汚職事件」について、折田弁護士の講演会ポスターを期間限定で貼ったとき、役所から、「清掃しますから、はずしてください。」と、言われたことがある。役所は、こんなことを市民に言えるのなら、政党にも言うべきではないのだろうか。町を汚す政党の言うことは信じられない。

 私は、特に支持政党無しだが、民主党なんか大嫌い。社民党では議員でいられないから乗り換えただけの人たちの集団だ。政策よりも、自分の生き残りに執着しているとしか見えない。

 身近では、年齢が若いということだけが売りの民主党上村議員を見ていても、こだわりも、ポリシーも感じない。ぺこぺこ頭は下げるが、市民のために汗を流したり、時には、職員に文句を言うところなど見たことはない。私は、ほとんど毎日市役所に行くが、姿も見ない。「議員になりたかっただけだ。」と、言われても仕方ない。もっと、はじけるようなものがあっても良いのにと思う。彼に、要領のよさは感じても、誠実さや、初々しさなんか、全く感じないので、「若年寄」と、みんなで呼んでいる。見るに見かねて、「苦言を呈したい。」と、こぼしている支持者もいるらしい。

2000.5.15  朝鮮語講座の開校式があった。金先生に1年間教わる。先生がご挨拶で、「『韓国がよく、北朝鮮がきらい』と、いうことを言わないでください。」とおっしゃった。それが、ほんとうの思いだと感じた。私たちの「知っている北朝鮮」は、あくまでも、マスコミなどを通してでしかない。これからの授業が楽しみだ。

 この講座は、自治体で22年間も続けられている。ビックリ。始めた方たちの努力は大変なものだっただろう。私は、お隣の国の言葉や文化を知りたい。

 今では、たくさんの在日朝鮮人とつきあっているが、私から言葉を学ぼうとしたことはなかった。子どもの頃は、朝鮮人が日本に住んでいることも知らなかった。でも、よーく自分の生活をふりかえると、いろんな場面で関わりがある。お隣の国なのだから当然と言えば当然なのだ。同じ国に住んでいることを知らなかったり、関係がないことの方が、ある意味、不自然なのだろう。

 開校式の日、久しぶりに会った友人から、サムルノリでは、韓国で有名な金徳洙さんの公演が7月12日、枚方市民会館であると聞いた。以前には、京田辺市の体育館で公演されたことがある。10年ぶりだろうか。今から、楽しみにしている。

 2000.5.12  17日に開かれる建設経済常任委員会で、継続審議になっている「枚方市の有害汚泥完全撤去に関する請願」の、再審議をする。その時、委員会で元汚泥処分地の現場視察を行うことが、実現しそうだ。委員会が現場を見るということは、かなり重要視をしていると、考えて良いだろう。今日は、住民の方と一緒に、「否決だけはしないで欲しい。」と、議長や委員会の委員に頼みに言った。あっちで、ぺこり、こっちで、ぺこり・・・みんなの思いが通じますように・・・。

 5月27日午後7時30分から、大住ヶ丘第2公民館で「枚方市第二清掃工場建設問題と有害汚泥について」の、報告会を行う。状況に詳しい方をお招きするので、多くの方に聞いて欲しい。

 枚方市の計画している清掃工場では、北河内地域のゴミが燃やされる疑いもある。この清掃工場の煙突は甘南備山よりも高くなり、大住ヶ丘や松井ヶ丘など、北部地域からも見えることとなる。季節によって、煙は、北部地域に向かう。

 先月、市長の具合が悪くなった時のことについて、秘書課長と話した。その日は老人施設九十九園の竣工式だった。私はそこで、市長が倒れたと聞いた。式が終わるとどのパーティーにも出ないことにしている私は、すぐに帰り、秘書課に市長の容態を聞いた。

 秘書課の答えは、「もう、病院から戻られ仕事をされています。朝に具合が悪くなられたが、もう仕事に戻っておられます。」この様に聞いたら、誰でも日常に戻ったと言っているように聞こえないか。でも、おかしいと思った。やはり、実際は違ったのだ。その時のことを、「混乱していた。今後の課題。」と、秘書課長はおっしゃるが、事実と違うことを言ったのかどうかをきちんと調べる必要がある。

 市長に何かが起こったときの、危機管理はどうなっているのか。管理職のどのあたりまで知らせるのか、早急に検討する必要がある。隠す時代ではない。

2000.5.11  6月の衆議院選挙に向け、様々な動きが始まった。韓国にならって「落選運動」が、オンブズマンを中心に始まる。改めて「落選運動」と、銘打たなくてもそれらしきことは常々やってきた。ただ、マスコミには結構受けると言うことらしい。これが、投票率につながってくれればいいのだが・・・。

 京田辺市教育委員会の仕事の遅さは、庁舎内でも定評がある。ただ単に遅いのではなく、想像力がない。話をしていても「ヌカに釘」という感がある。

 14日に「子どもの主張大会」が開かれる。その中の一人が、中国からの帰国者。日本語教室でも、そのことが話題になった。「中国のおじいちゃん、おばあちゃんへ」というテーマで発表するので、同じ中国からの帰国者や、帰国生徒にもわかるように通訳を付けて欲しいと言った。たったこれだけのことがなかなか伝わらない。「市内の中学生には、日本語の理解しにくい生徒もいるでしょう。」「あぁ、そうですか。」とくる。「そんなことも把握していないのですか。」いらいらする。

 結局の所、「相談する。」と言い、中国語に訳したプリントを配るかも知れないとのこと。「もともと、全ての子どもたちにわかるよう、準備しておくべきだ」と言ったとき、「中国の子どもたちだけが、わからないのではありませんから。」と、的の外れたことをおっしゃった。今まで検討したこともないはず。最後に「時間的なこともあり、間に合わないかも知れません。」と、言った課長に思わず「それを逃げの口実にせんといてください。」と、声を、チョッとだけ大きくしてしまった。

 時間的なこともあろうと、私は火曜日の朝、教育委員会に走って頼みにいったのだ。それからは、もう一度私が電話するまで、ほったらかしだっだじゃないですか。こんな腹立たしい体験、市民は山ほどあるのではないでしょうか。

 想像力を働かせれば、こんなこと難しいことではない。

 言いたかないけど、「教育委員会、しっかりして下さい。」

  先日、建設省と、やましろ里山の会が、共同制作された植物の生息記録「花ごよみ」の完成祝賀会に、お招きいただいた。私を推薦してくださっている、同志社大学の光田先生も、執筆されており内容はとても充実している。これらの植物を、大切にしていきたいものだ。同じ会場に、やはり推薦していただいている寿岳章子さんもいらしていた。多くの方たちに読まれるといいと思う。早速、里山の会に入会させていただいた。

2000.5.7  今日は、私の47歳の誕生日。久しぶりに家族がそろい、会議の時間までのひとときを、バーベキューをして楽しんだ。我が家は、私と、愛犬のひな以外は猫、犬含めみーんな男。そのためか、なんと言っても優遇されていると、ひなちゃんと喜んでいます。

 精神障害者の家族会と、ボランティアが顔を合わせた。2年後には、市が精神障害者への施策を行うこととなるが、大丈夫なのか。他の障害者とは全く違う。偏見も強い。家族に精神障害者がいることを、隠すケースが多く、実態もつかみにくい。個々の力では限界がある。市、国の対応が必要だ。ボランティアをしていて、全くと言っていいほど、進展しにくいと思う。

 5月17日に、建設経済常任委員会が開かれる。私も市民の皆さんと一緒にがんばった「枚方市有害汚泥完全撤去を求める請願」の採決がある。最後まで諦めない。否決する議員の名前は絶対公開し、韓国の落選運動のように、リストでも作ることにしよう。でも、否決する理由なんかまったくない。 

 明日は、久しぶりに京田辺市の焼却施設、甘南備園の様子を見に行く。

2000.5.6  ゴスペルをうたってきた。とても楽しい。楽譜がなく先生の歌を聴きながら覚えていく。楽譜が読めない私にはぴったり。自分たちの頭の中のイメージが、ある意味では頼りだ。クリスチャンではないけれど、中学校から毎日賛美歌を歌っていたので、言葉も自然にはいってくる。結構、はまっている。

2000.5.5  愛知県の高校生による殺人事件に続き、17歳の青年によるバスジャック。京都では、小学生殺人事件も、若者の犯行だった。5000万円の恐喝事件もあった。大変な状況になってきた。若者たちの心を知るための、努力をもっと、もっとしなければならない。小学校1年生の女の子が無事に解放され本当に良かった。被害者の方のご冥福をお祈りします。

 バスジャックの青年は精神病院からの一時帰宅・・・。ということだが、精神障害の人がみんなこういったことをするのではない。私は、精神障害者を支えるためのボランティアをしているが、まじめで繊細な人が多い。「精神障害」と、ひとくくりにするのは、偏見を強めてしまう。

 子どもたちや、若者が暴力的になることと、因果関係はわからないが、例えば、テレビゲームが悪影響しているというが、真剣にとらえられ、何らかの対応があっただろうか。スナック菓子やコンビニのお弁当、レトルト商品が、人格形成に問題を起こすといいながら見直されたことがあっただろうか。子どもたちの命より、「経済」なのだ。本気で見直すべきものは見直す、やめるものはやめる、ということがないままに何が変えられるのか。

 存在感や、充実感、達成感、満足感・・・自分の心と向き合うことができているのだろうか。そんな時間をたっぷりとれているのだろうか。それにしても、リストラどころか、就職もできない若者たち。それでいて、高齢化社会の「つけ」などは、しっかり背負わされ、「夢」も「希望」もない。

 これから、この事件の分析も出てくるのだろうけれど、私たちは、もっと若者たちに、「人権」を大切にしなければならないことを教えると同時に、彼らの「人権」を、もっと大切にしなければならなかったのではないだろうか。

 このままでは、あまりにも悲しすぎる。「生きることの意味」を、考え続けよう。

2000.5.3  今日は憲法記念日。憲法を変えるための憲法調査会が作られた。世界的に評価されている日本の憲法を、何故変えようとするのか。学校教育の中でもっとしっかり教えていくべきだ。当時、憲法を作ることに関わったベアテ・シロタさんは「決して、アメリカから押しつけられたものではない。」と、断言している。「人間の尊厳」に関わったことが記されている。教えられることは、恥でも、押しつけでもない。

 私たちは、今の憲法に守られこそすれ、困ることは何一つなかったのだ。

  大住ヶ丘を一望する高台にマンションの建設計画。住民の反対を予想したのか建設工事着工寸前に、地元説明。業者はもちろんのこと、市は何故もっと早く市民に公表するよう、業者に言わなかったのか。法律さえクリアすれば、住民の生活など無視をして良いのか。市長は、またまた、逃げっぱなし。

 昨日、総務常任委員会協議会が開かれた。防災無線整備について。非常時に使うための無線を、17300万円の予算で整備する。高いのか安いのか、市もわからないらしい。また、公共施設や、学校、病院におくのは当然だが、無人の公民館に置いておいて良いのか。それに、「震度5か6で倒れそうな公民館に置いて大丈夫なのですか。」と、質問すると、「そこまで細かく言われても・・・。」と、言う。大枚をはたくなら、最悪の状況を考えて欲しいものだ。

 また、公民館に置き、市政協力員に働かせて当然というのもおかしい。区や自治会は、市の出先機関ではない。コンピュータ2000年対策でもそうだったが、警戒に回っているとき、何かが起こったら明らかに人が足りないということが考えられた。「人的配置」の質問に対しても、そのための「無線使用」というが、そんなにうまくいくのだろうか。

 防災についてはあくまでも想定だ。「使わないことが一番。」だが、他の議員が言うように、「使っているようではあかんのや。」ということではない。いざというとき「役立つもの」を準備するための防災計画だ。

 昭和新山ができる過程を、一人で記していた人の資料のおかげで、今回、有珠山の噴火で一人の命をもなくさなかったという。「子孫への思い」のための、資料づくりであり、そのとうりになった。私たちも阪神大震災から、多くのことを学び生かしていかなければならないと思う。アリバイ的に「無線設備」などを買うのではないにしても、行政にも、もっと想像力が必要なのではないか。

2000.4.29  新潟県に続き、秋田県でも「県会議員野球は公務ではない。公費返還命令。」が、地裁で出た。当たり前といえば、当たり前だ。市民が選挙で投票するとき、野球をしてくれと頼んだ覚えはないのだ。

 それなら、公約に「議員野球で完封して見せます。」と、言えばいい。試合前の何日間か、ピッチング練習に励んだ共産党の井上薫副議長や、塩貝共産党議員団長、それに、野球で足を痛め、研修を欠席したやはり、共産党の中西議員、そう思いませんか。

 中西議員は、現在、議会活動検討委員会委員長なのだから、「議員野球」の取り扱いについてもよろしく。今は、「休止」と、往生際の悪いことになっているが、「廃止」にするべきだろう。「公費返還も考えている。」と言ってた共産党。その後、どうなったのだろう。

 市民派橘議員も、今後参加はやめるべきだ。まっ、保守系は、論外だが・・・。

 当番市になれば、必要経費の他に約100万円の持ち出しと、世話をする職員がかり出される。これも全て市民の税金だ。ユニホームも貸し出しだと言うが、議員それぞれに会わせた寸法。事実上、あげたようなもの。クリーニング代も必要経費。

 数日前から、市長や幹部職員との練習試合があり、その後は「作戦会議」と銘打ち、一杯飲みが待っている。このお金は・・・。試合当日後は、打ち上げがあり、議員の積み立てで職員をもてなす。市長や、職員側は、「寸志」を持参。「私のお金を使わないで・・・。」と、言ったがなしのつぶて。

 田辺町時代は、ソフトボール大会をやっていた。オンブズマンに言われる前に自分たちで、「こんなことはおかしい。」と思わなければいけない。あぁ、また、井上薫副議長に嫌みをいわれるかも・・・。

2000.4.28  石原都知事の「三国人」発言が、波紋を呼んでいる。私の所属している「虹と緑の500人リスト」のなかまが、石原発言を批判したことから、パソコンで嫌がらせを受けている。こういった状況をみると、やはり、日本人の歴史認識が問われるだろう。国際交流というけれど、今が好ければいいと言うことでは決してない。

 以前、私が広報委員をしているとき、議会報にふりがなをうつことを提案し、実行されたことがあった。京田辺市には、中国の「残留孤児・残留婦人」が多くおられるからだ。しかし、羽原議員や、畑議員、井上公議員、橘議員、上田議員、郡元議員の反対で中断してしまった。 

 羽原議員は、現在、国際交流会のメンバー。こんなことで良いのか。また、「ふりがなを打つな」と、匿名のはがきも、何回かいただいた。なぜ、このことに感情的になるのか理解できない。「あんたの成果にしたないんや。」と、言った議員もいた。

 裁判で、新潟県議会の議員野球は違法であり、公費返還が言い渡された。京田辺市でも、おおはりきりの共産党、21市民の会も含め、全ての会派が市議会野球に参加していた。もちろん、私は参加していない。忘れた頃に、この判決。議会だより14号・16号にも取り上げたので見てください。

2000.4.27  次田のり子議会だよりの最新号に、「教育委員会育成団体かがやき女性ネットワークが共産党色が強いと言う声を聞く。また、この団体の催し案内が赤旗に折り込まれた事実がある。」と、書いた。私は、運営委員として会議に出席をして、初めて役員会議の状態を見た。 が、何故か今年度から運営委員は廃止となり、お役ご免になった。でも、「実態を見る。」という目的は果たした。

 また、会長は、7年前に設立以来、同じ人が続け、役員もほとんど変わらない。担当職員曰く、「他の方は、まだそこまでできないので、もう少し引っ張って欲しいらしい。」と、言っていた。年間15万円の補助を出し続けながら、育成できていないのか。

 「かがやき女性ネットワークがあります。」と、何か言えば行政は言うが、この団体が今の女性たちの抱えている問題に、全て対応できるとは言えない。当然女性たちの考え方もいろいろ。行政にとって、「安全パイかアリバイづくりでしかない団体を作ればいい」ということではないだろう。

 男女平等という観点から考えると、議会がもっとも遅れている。女性議員が手をつなぎ・・・と言うのが良いのだろうけれど、女性の人権問題について、感覚や感性が違いすぎると話が成り立たない。

 私たちは「議員」としてやるべきことがある。水野恭子議員は、補助金団体であるかがやき女性ネットワークの役員をし続けているが、こんなところで、党拡大や、チマチマと票稼ぎは女性にとっては大迷惑。

 共産党は、何故、女性議員を増やさないのか、何故、塩貝議員と同期でありながら、あちらの方が議員団長を長くやるのか、また、議場での、席順についても何故ということがある。また、水野議員自身、なぜ代表質問で「女性の人権問題」について、取り上げなかったのか。

 こういった問い返しがなく、市民の集まるところだけ、「女性」を取り上げるのでは、「党拡大」「票集め」といわれても仕方ないだろう。もっと、目的を大きく持って取り組みたいものだ。

 2000.4.26  このところ、暇があれば映画を見に走っている。「菊次郎の夏」「ジャンヌ・ダルク」「シュリ」「グリーンマイル」「ミスターピーの、ダンシングスシバー」のような話題作はもちろんのこと、自主上映も見逃せないものが沢山あり、大忙しだ。うまく説明できないが、とにかく映画はいいものだ。今月は、あと1本みる。

 京田辺市情報公開制度ができてから、45件の公開請求があった。非公開に対して、不服申立は2件。私が行った、市でははじめての不服申立も、その中に含まれている。公開請求は簡単にできる。職員の腕を磨くためにも、ドンドン利用しよう。

 新しくできた市長公室を訪ねた。そのなかの、政策推進課にも、「国の方向は決まっているのだから、市独自の女性政策をよろしく。それでないと、意味がない。」と、激励しておいた。公室次長曰く「いいスタッフがそろっていますから・・・」と。それを聞きながら、私が3月議会の一般質問での冒頭に言ったことを、思い出し吹き出しそうになった。

それは、「市長はいつも、『職員は、磨けば光る良い素材を持っている。』と、おっしゃいますが、言うだけでなくサッサと磨き市民のために働いてください。」と、言ってしまった。「磨けば光る。」という言葉に自信ありげの市長は、目を白黒。でも、 大器晩成型の職員が、60歳の定年を迎えてから花開いても・・・市民には迷惑な話だ。

2000.4.23  楽しかった。今日の落語会は世界にたった一日しかない日。同じ出演者で、同じ演目は二度とない。福笑さんの表情もすごかったし、新治さんの大きな目をいかした、瞬間、瞬間の目つきが何とも言えない。しばらくは、思い出しながら、「よかった、よかった。」と、独り言の日が続く。これで、採算とれていれば言うことないのだが・・・。

 それにしても、今日のお客さんたちは温かかった。笑いや、拍手、そして、私の挨拶を聞いてくださる、ほっとするような表情を見てうれしかった。「京田辺市民寄席、がんばってや。」そんな、声が聞こえてくるようだった。ありがとうございました。

 2000.4.22  いよいよ明日、市民寄席の本番だ。チケットの売りがいまいちらしいが・・・仕方ない。内容は、かなり良いと思う。でも、今日は遠足の前日の気分。

 パソコンを打ちながら、近頃のパソコンに関わる犯罪の多さを嘆くのも変だが、肉声を聞くこともない、生身の人の姿や顔を見ることもない、機械を通した文字の中だけでしか、自己表現ができない。そんなことが多くなり、その結果、今まで考えられなかった「犯罪」を生み出すことがあるのかもしれない。落語を楽しみ、このおもしろさを若者たちに伝えてもらえたらと思う。

 私はどうしてこんな場面に出会ってしまうのか、自分でも不思議だが、クリーンが売りの上村議員が、建設部長ともう一人の職員をおともに、休日にお出かけ。にこやかに手を振ってくれたが、「何で議員が建設部長たちと・・・個人的に何処行くの・・・」と、思ってしまった。一線引く関係だという自覚ある?

 そういえばこんな場面にも遭遇した。 3年前、中心山荘のレストランに入ったら、「307号線促進協議会」の手伝いに来ていた職員が、休憩所が用意してあるにもかかわらず、レストランでお茶を飲み公費で支払うためのサインをした。見つけた私は、すぐに市へ走った。サインをした職員にカウンターごしに「これも、税金です。」と、頭から湯気を出して怒ったのを、昨日のように覚えている。

「たかがお茶、されどお茶」・・・職員の皆さん、「災難は、忘れた頃にやってくる。」です。

 議員になる数年前には、談合らしきものも見た。それは、3月、午前9時、市役所ロビー。友人と待ち合わせをしていたとき、数人の男性が何やらこそこそ。そこに別の人が来ると、小さな紙切れが渡される。受け取った人は、すっとトイレに行く。また次の人が来る。さっきと同じように紙切れが渡され、受け取った人はトイレに行く。市役所で堂々と行われていたことにびっくり。

 入札結果を見ると、申し合わせたような数字が並ぶことがあるが、「偶然」と、いうことでしょうか。

 駐車場で、久しぶりに市長の姿を見た。公用車で経済部長と帰ってこられたところだ。市長は、小走りで庁舎の中へ。ま、元気そうだった。

 明日、お天気になりますように。 

2000.4.19  17日に、第3回枚方市有害汚泥安全対策委員会を傍聴した。完全撤去を望んでいるものとしては、発言したい思いにかられる。

1、 「地下水は、枚方市では飲用水にしていない」

とんでもない、京田辺市民の農業用水、飲用水となる手原側への影響が心配される。

2、 「税金を使うのだから、コストが高くならないようにする。」

安全かどうかを審議するために委員会が作られているのに、委員が何故そんなことを言うのか。財政については、枚方市が考えることだ。

3、「大阪湾の埋め立て地フェニックスに、受け入れを問い合わせたが断られた。」と、言う枚方市に委員の一人が「それは、覆土についてでしょう」と、詰めると、枚方市側は、「はい。でも、どこまでが覆土でどこからが汚泥と分けられない。」と、答えた。

「覆土のみ撤去する。」と、言った枚方市、その言葉しっかりと覚えておきます。

枚方市は25メートルメッシュで検査をすること、基準を環境基準とすること、管理型にすること、16万立方メートルを完全撤去は難しいとしても、汚染されたものの撤去も含め対策を講じること、そのための試算をすることなどが議論された。

被害を受けている京田辺市の枚方市への厳しい対応が必要だ。京田辺市民の中にも、関心を持っている人が増えている。黙ってはいけない。

市長は、「尿結石」とのこと。昨日、病院でレーザー処置をしたらしい。いずれわかることであり、市長という立場なのだから、秘書課の皆さん隠さないように。広報担当者や、部長たちも知らないようでは、何か起こったとき、どうなるのか市民は不安です。  

2000.4.16  大住ヶ丘5丁目の上に、69戸のマンション建設計画。開発業者から市へ開発協力金は約2700万円支払われる。上水関係は、これ以外の計算なので、金額はまだ高くなる。こんな金額のやりとりをするところまで計画は進んでいた。市は、もっと早く市民に建設計画を公表するべきだ。

対策委員会が出来ているが、一番被害を受ける場所の人たちを中心に、すすめた方がいいように思う。何回か、こういった問題に関わってきたが、マンション計画の一番近い人たちの思いを、バックアップすることは全力を尽くすが、正直なところ代弁するのは難しい。

「頼りないな。」と、言われるかも知れない。でも、「がんばれば阻止できる。」などと、きれい事は言えない。私と同じ大住ヶ丘の、橘議員や水野議員のように、妙に元気に、「真顔」で「建設反対」を、GO寸前の段階で言うのは、何か住民に対して、負い目を感じる。もっと早く情報をつかんでこなかったことに対しても同じ思いがする。

2000.4.14  「市長が入院したらしい」と、九十九園の竣工式の出席者の間で゜、話が走った。すぐに秘書課に問い合わせると、「入院ではありません。九十九園に行く寸前、気分が悪くなられたのです。今は病院から戻り部屋で仕事をしておられます。」

小渕首相のこともある。健康が重要だが、体調が悪いなら充分養生して欲しい。それにしても、電話で市長の声を聞いたわけでもなく、顔を見たわけではない。市民も心配しているので、真実の情報公開をお願いしておきたい。

2000.4.13  やっと、議会だより最新号ができた。書きたいことは沢山あるが、字ばかりになってしまう。「字が多くて、読みにくい。」と、よく言われるが、私は、もっともっと知らせたいことがある。このジレンマ・・・。

23日に、京田辺市民寄席を開催する。今回は、笑福亭福笑さんが来てくださる。なかなか来てくれない人だけに、今から楽しみにしている。

もともとそんなに落語好きということではなかったが、今はすっかりはまっている。中には、差別的な内容のものもあるが、言葉のおもしろさはいいものだ。それに、楽屋での噺家さんたちの意外な様子を見るのもおもしろい。案外シャイな人も多い。

中心山荘の近くに、5階建てのマンション計画。「4月1日工事着工」と、3月下旬、業者から通知が、自治会長の所にきた。大住ヶ丘から見ると、まるでダムの様なものが出来る。もちろん、住民は大反対。

かなりの傾斜地に出来ることなど、不安がある。市は、どの様に指導したのか。業者から市へ支払われる開発協力金の金額まで、もう既に決定済み。何故、こんな計画が、市民に隠されてきたのか。「住民自治」とは、「法律」を持ち出す前の市民参画のまちづくりではないか。

対応に出てきた松村助役も、大住ヶ丘の住人。今年は4丁目の自治会役員だとか。狸寝入りは、許しませんぞ。もちろん、大住ヶ丘の住人は、泣き寝入りはしませんぞ。やっぱり「助役」なら普通、役員を引き受けないんじゃないのかな・・・。

 

2000.4.8  大住中学校の入学式に出席した。「国家斉唱。前奏に続いてご斉唱ください。」ときた。「内心の自由」は、どこへいったのか。教育長は3月議会で「内心の自由を制約しない。」と、言ったはず。それなら「賛同しない方は、どうぞ、ご着席ください。」と言うべきだ。

民主党の上村議員は、「国歌斉唱」にきちんと起立していた。あなた達の世代が大変なことになるのに、それでいいのか。以前、上村議員は、「武力には武力で・・・。」と、言うようなことを委員会で発言していた。早くから党の駆け引きを学ぶのではなく、「非武装」より「非暴力」ということを、まず、真剣に学び、模索していくべきではないか。

男女混合名簿に、1999年からなったが、大住中学校を見ていると首をひねってしまう。卒業式では、男女混合で卒業生が入場したのに、着席は男女別々だった。なに、これ・・・と思っていたら、入学式では、入場も着席も男女混合になっており、よかったよかったと思い、着席している在校生を見ると、やっぱり男女別々・・・。

中途半端な取り組みに、いつも、議会で口を酸っぱくして言っている、「男女平等実現に向け、ジェンダーフリー(社会的性差をなくす)教育を。」という言葉が、むなしくなった。

でも、同席している男性議員たちが、「さん」や「くん」の呼び方や、「男女混合名簿」に、敏感に反応しているのは何よりだと思う。

来賓、不起立宣言

京田辺市議 次田のり子

 「日の丸・君が代」の法制化(いわゆる国旗・国歌法)は教育現場で予想以上の強制を行う教育委員会の姿を現出している。

 私の住む京都府内では約10年前の京都国体を契機として0から100%近くの斉唱・掲揚率を達成した。政府・自民党として法成立の立て役者となった野中現幹事長は、自分の地元での日の丸・君が代強制成功のノウハウを全国的に展開させたのだろう。

 隣りの大阪府では反対のチラシ配布すら規制する通達(実質的には職務命令)が出されている。校地内では絶対にまかせない。校地外でも道路占有許可を取っているかを一応確認するとまで具体的に書かれているのだが、私企業(例えば私鉄の駅)でもここまでの規制はしてこない。私も時々、許可も申請もなしに私鉄の駅でビラまきをしているが、時たま駅長などが来る以外はノーチェックである。

 教育現場では法成立以前からも学習指導要領をたてに、目に余る強制がなされてきた。唯一の弱みは「日の丸・君が代」には法的根拠がないではないかとの反論であった。

 しかし、法制化されたと言っても問題はまだ解決してはいない。「国旗・国歌法」は「日の丸・君が代」を「国旗・国歌」とすること以外には、何も定めていないのである。最高の法である憲法にてらすまでもなく、個人の思想信条の自由にまでは踏み込めないことは明白である。意識的に文部省などは「内心の自由」という言葉で説明しているが、反対する立場としては、ここは「思想・信条の自由」を根拠として高らかに「不起立、不斉唱」を宣言すべきである。(「内心の自由」という言葉に、何やらいじけた、自分の心の中だけで反対するという弱々しい響きしか感じられないのは私だけだろうか。)

今、実質的に教師の不起立・不斉唱は認められないとされている。子どもは教師たちの日常的な指導の下にあるから、よほどの強い意志を持たない限り抵抗を示せなくなってくるだろう。後は親と来賓だけである。私も経験があるのだが、親としての抵抗は残念ながら周りの起立者たちに取り囲まれて座っているためにあまり目立たない。一方、来賓には思想信条を問わずに来賓席が目立つ場所に用意されている場合が多い。ここを利用して「不起立・不斉唱」の意志を示そう。反対の意志を持っている親たちや子どもたちにもこの上もない励ましとなるだろう。

 かつて、日の丸・君が代の導入に対して、来賓(保守系議員など地域の有力者)の声が最大限に利用された。市民派議員は有力者ではないが来賓であり、地域の声の一定の代表者である。あなたが立たないことは、あなたに投票した人たちと共に立たないことだと思うのである。全国に「不起立・不斉唱」議員が増えることを私は願っている。

(虹と緑・地方自治政策情報センター『虹と緑』に投稿した文章です。)

 

2000.4.7  組織改革や人事異動があり、庁内も大変だが市民にとってもわかりにくい。大きな表示でもつくって欲しいものだ。

それにしても松村助役、「何処にどの課長がいるのか、書いたものを見ないとゼンゼンわからない。」とおっしゃる。「助役、人事異動にあなたも関わったのでしょう。解らなかったら、私に聞いてください。さほど多くもない課長ならパーフェクトに、よく見る職員ならだいたい解りますから。」と、言いたくなった。「助役、自分たちのした人事異動ぐらい責任持ってよ。」という、職員の声が聞こえてきそうだ。

「助役不要論」が、出ているのは、なにも議会からだけではない。職員の中からも出ているのを、助役は知っているのでしょうか。

2000.4.6  「一寸先は闇」と言うことを、肝に銘じた人が多くいることだろう。「さめたピザ」と言われようが、何も感じていない表情の小渕元首相のように見えたが・・・。

それにしても、13時間も、最高責任者不在でいける国って何なんだろう。決して、システムがきちんと出来ていると言うことではない。恐ろしいことだ。総裁選挙だってするべきではないのか。あんな組閣は、市民不在もいいところだ。きっと、あとあとこの付けが来る。

久しぶりに新田辺駅で、ビラまきをした。学生さんや、サラリーマンの顔ぶれが変わっている。春なんだなと思う。特に、大学生の表情は、下宿をすることも含め、新生活のぎこちなさを感じる。春は、期待と不安の入り交じったもの悲しい臭いがする。

「日野小学校児童殺人事件の真相解明を求める要請書」が教員の組合から、京都地検に提出された。なにも解決していない。なぜ、殺人が日野小学校で起こったのか。なぜ、容疑者は死んだのか。学校教育がこの事件にどの様に関係しているのか。

こんな事件を防ぐのは、事実を検証することしかない。京田辺市では、中学校のガラスが、沢山割られる事件が続いている。この程度のこと・・・ではないのだ。もっと、子どもたちのことを心配して欲しい。

 

2000.4.2  韓国映画「シュリ」を見た。これは、おすすめ。韓国では、大ヒットしている。そのわけが解る気がする。朝鮮、韓国の持ち続けている問題「祖国統一」のとらえ方が、少し変わってきたのではないだろうか。それにしても、迫力のある映画だった。

介護保険が始まった。準備室の職員のみなさんには、ご苦労様でした。と、これからもよろしく。

京田辺市の場合は、介護保険のおかげで、作成委員会などの情報公開も進んだ。各自治体の判断で行う「保険料」や、事業者に関する監視体制なども、前向きに取り組んでいかれるだろう。あとは、オンブズパーソン制などの導入や、低所得者層への助成問題ではないか。

3月31日現在、申請者は対象者の約70%。そのうち80%の人が利用することになっている。あとの方たちはどうされるのか。今のところ、苦情はなし。

特別養護老人ホームが、新しく生まれ変わる。洋館立ての素晴らしい施設だ。ホテルのような建物に入居予定のお年寄りが、毎日見に来られるらしい。楽しみにしておられるのだろうか・・・。気になるのは、デイサービスの所に「楽しみとしてのお風呂」がないこと。お風呂大好き派には、少し残念。

ゴスペルを初めて歌った。大好きな映画の「天使にラブソング」のようには、いかないが、力強さを感じる。いつか、本場のブラックゴスペルをニューヨークの教会で聴きたい。

 

 次田のり子

 
 

 


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